さようなら昭和88年

 桑田佳祐氏による年末の恒例イベント「ひとり紅白歌合戦」では今でも「昭和」の年号を用いていますが、あれはいいですねえ。
 たしかに、僕たち昭和人にとっては、昭和という地図を使った方が、平成や西暦といった地図を使うよりも、これまでの道のりや現在位置がわかりやすいような気がします。
 ちなみに今年2013年は、明治だと明治146年、大正だと大正102年…。こんなふうに変換してみると、なんだか明治時代や大正時代との距離感まで変わってくるから不思議です。


 そういえば、「歌謡曲」や「流行歌」や「はやり歌」といわれた音楽たちも、昭和という時代とともにいつのまにか姿を見かけなくなってしまいました。
 今晩放送される紅白歌合戦の出場歌手や曲順を見ても、なんだか気持ちが全然盛り上がりません。ききたい曲といえば「襟裳岬」と「津軽海峡冬景色」くらいでしょうか。ほとんどただの演歌好きのオヤジですね(笑)。


 いずれにしても、昭和88年も今日で終わりとなりました。
 来たる昭和89年が、皆さまRFC関係者にとりまして、健康で幸多き一年でありますようお祈り申し上げます。
 よいお年を!