心霊写真ではありません

 同窓会&部内コンサートの翌11月6日は、U崎、N里とコザで久しぶりの再会。
 大いに盛り上がった前夜の疲労のためか、あるいはU崎、N里というあまりにむさ苦しい顔ぶれのためか、はじめ僕のテンションはいまひとつだったのですが、それでも飲むほどに、酔うほどに、僕ら3人のテンションはぐいぐい上昇し、結局午前2時過ぎまで大いに飲み、語り、歌ったのでした。


 それにしても、U崎の「相変わらずさ」はほんとに相変わらずでした。N里と僕が、学生時代の思い出話しに花を咲かせていても、U崎の記憶のフックに引っかかる様子がほとんど見られなかったどころか、「何それ?」「誰それ?」「忘れた」などと、話しの継ぎ穂を次から次に奪うという技の切れ味は、まさにあの頃のU崎そのまんまでありました。
 一方で、U崎は「△△の××が…」などと発話ははじめるものの、その後に続くべき結論やオチなどをまったく提供する気配さえなく、そのまま「………」という深い沈黙に陥るさまは、「U崎大丈夫か」という心配を通り越して、あれはあれでひとつの至芸を確立しているのでした。


 N里へ。合流してくれてありがとね。もしあの夜U崎とふたりっきりだったらと思うとちょっとぞっとしま…、もといちょっと淋しかったと思います。おかげでにぎやかで楽しい夜を過ごすことができました。ドラムはあんまり叩いてないみたいだけど、ボイス・パーカッションは見事でした。
 いやあ、コザはいいねえ!またぜひ飲みましょう。



歌うU崎(携帯写真のため画面が暗いです)



N里(超一流高級ホテルのマネージャーをやってます)