こころに残る名言集(その4)

松原正樹のギターは最高さあ」(by G志堅さん)


 僕が「スタジオ・ミュージシャン」と呼ばれる人たちに興味を持つきっかけとなったのがG志堅のこの言葉です。
 それまでは、作詞者や作曲者くらいまでは関心が向かっても、ギターは誰が弾いているだとか、ドラムは誰が叩いているだとか、そんなこと気にしたこともありませんでした。
 以来、楽曲にクレジットされているスタジオ・ミュージシャンに、少しは注意を払うようになった僕は、今ではこのG志堅さんの言葉に深く深く肯じる次第です。たしかに松原氏のギターは素晴らしいです。まさに超一流の「音楽職人」といってもいいでしょう。
 試みに、先週TSUTAYAで借りてきたユーミンのベスト・アルバム「ノイエ・ムジーク」のライナー・ノーツを見ると、全30曲中なんと19曲に松原氏の名前がクレジットされていました。
 「守ってあげたい」「恋人はサンタクロース」「ノーサイド」「時をかける少女」「ダンデライオン」「青春のリグレット」「リフレインが叫んでる」「アニバーサリー」等々、誰もが一度きいたら忘れられないギタープレイばかりなのではないでしょうか。
 あとこれは仮説の域を出ないのですが、松田聖子の「チェリー・ブラッサム」「渚のバルコニー」「ガラスの林檎」等々、彼女の曲における印象的なギターはおそらくそのほとんどが松原氏の手になるものだと思います。
 ユーチューブを探したら、こんな懐かしい曲がアップされてました(アップくださった方には大感謝です)。この曲も大学時代大いに気に入って、コピーしようとしたけど結局挫折した曲でした。


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