歩道橋の上で


 本日の歌本復刻&名曲紹介は、TEKE2(デュオ期)の「歩道橋の上で」。
 数々の傑作を輩出した、たまちゃん&S吉の夫婦コンビの手になるこの曲もまた、珠玉の名曲といえましょう(て当時ふたりはまだ結婚してなかったけど)。 
 たまちゃんが紡いだ歌詞も、S吉がつけたメロディも、ピアノの伴奏も、まっすぐな美しさをたたえていて、きく人の胸をきゅんとさせずにはいられない一曲です。
 TEKE2のCDにS吉が付けてくれたライナーノーツによれば、


「歩道橋の上で」は良美と2人でつくった初めての曲。詞が先で、教育学部のピアノ棟で曲をつくったのを覚えている


 とのこと。初めての共作でありながらこの完成度・・・、まったくもってたまちゃんとS吉には脱帽するしかありません。






歩道橋の上で    
  
               作詞・T代勢良美  作曲・S吉智幸


(前奏)


久しぶりに笑った まるで子供のようにはしゃいだ
何もかも気づかないふりしてむりにおどけてみせた


幼い頃感じた夏の夜 みどりの風が吹く
ひとときのやさしさつれてくる そしてむなしさのこす


交差点の前 ふりかえり 言葉もないままに
いったいどこで見失ったのか 首をかしげて互いの影をさがす


(間奏)


急にふたりだまって 目が合うとあわててそらす
どうしても言い出せないのは傷つくのがこわいから


(間奏)


つないだ手 哀しいね からめた指ほどいてあげる
はじまりもここだったね だからここに来たのね


歩道橋の上 立ち止まり うつむいたままで
車の流れ 目でおいながら 少し笑って終わりにしようかって


(エンディング)




♪コード  (見にくくてごめんなさい)


(イントロ)
│Fmaj7 │Em7 │Dm7 │Dm7/G G7 │


(Aメロ)
│C  │Em7/B │Am7 D7(9)/F♯│D7(9)/F G7 Dm7/G G7
│Fmaj7 G/F │Em7  Am Am7/G│Fmaj7 Dm7│G7 G7(-9)│


(Bメロ)
│C  │Em7 │Am7 D7 │Dm7/G G7 │
│Fmaj7 G/F │Em7  Am Am7/G│Fmaj7 E7(-9)│Am  Dm7/G│


(サビ)
│C Dm7 │Em7 Am │Fmaj7 A7 │Dm7 Dm7/G G7
│C Dm7 │Em7 Am │Dm7 Em7 │Fmaj7 F♯dim │C Dm7/G C│


(間奏)
│C │Dmsus4/G │C │Dmsus4/G │


(Bメロ)
│C  │Em7 │Am7 D7 │Dm7  G7 │
│Fmaj7 G/F │Em7  Am Am7/G│Fmaj7 Dm7│Gsus4 G7 │


(間奏)
│A♭maj7 B♭m7 │Cm7 Fm7 │D♭maj7 F7 │B♭m7 B♭m7/E♭ E♭7│
│A♭maj7 B♭m7 │Cm7 Fm7 │B♭m7 Cm7│F   F7│


(Dメロ)
│B♭m7 E♭7 │Cm7(-5) F7(-9) │B♭m7 F7 │D7(-9) G7 Dm/G│
│Fmaj7 G/F │Em7 Am Am7/G│Fmaj7 Dm7│G7sus4 G7│E♭m7/A♭ A♭7│


(サビ)
│D♭ E♭m7 │Fm7 B♭m7 │G♭maj7 B♭7 │E♭m7 E♭m7/A♭ A♭7│
│D♭ E♭m7 │Fm7 B♭m7 │E♭m7 Fm7 │G♭maj7  │D♭ E♭m7/A♭ │G♭maj7│


(エンディング)
│E │G♭ │A♭add9 │