アップルサイダーは実在する飲み物でした

 といっても知らなかったのは僕くらいかもしれませんが・・・。
 先日、「生物と無生物のあいだ福岡伸一著・講談社現代新書)」という本を読んでいたら、アップルサイダーについての記述があったので、僕を永年悩ませ続けたアップルサイダーの存否を確認することができました。
 アップルサイダーって実在する飲み物だったんですね。今日の今日まで全然知りませんでした(すっきり)。
 ということで以下、その部分を引用させていただきます(ちなみにこの本とてもおもしろいです。お奨めです)。


(引用)
 ニューイングランドと呼ばれる東海岸の一帯は、イギリスから清教徒が最初に到達した場所で、時間と落ち着きが静かに流れている。秋には石畳の路地にプラタナスやイタヤカエデの黄色い落ち葉が重なり、それを踏むと乾いた音がする。街の商店には、リンゴを絞ってシナモンを入れたアップル・サイダーの茶色のボトルがならぶ。ブラウンストーンと呼ばれる褐色の石積み建物の間からのぞく空は鈍く低い。まもなく長い冬が訪れる。(187p〜188p)
(引用終わり)


 さっそく「アップルサイダー」でググってみると(最初からググって調べろよというつっこみは入れないように)、なんとスタバにもアップルサイダーを使った冬季限定メニューがあるではありませんか。宮崎にも遅ればせながらこのあいだやっとスタバができたことだし、今度飲んでみようっと。