310の思い出

 今日は、僕らRFC部員がさんざんお世話になったサークル棟310についての思い出です。
 310については、ほとんど「RFC専用スタジオ」といった感じで、料金無料・機材および冷房完備・電気使い放題・飲食および喫煙可という、今考えればまったく夢のような練習環境でした。
 毎週木曜日の集会後、各バンドがB4の紙に向こう1週間の練習希望日と時間を2時間単位で記入し、確定した週単位の日程表を部室の壁に掲示していました。
 この日程表、コンスタントに練習を入れていたのは「アラミス」くらいで、コンサートのない時期はほとんど「まっ白」という状態でした。ところがみんな現金なもので、コンサート前ともなると、310の練習だけではとても足りず(普段からちゃんと練習すればいいのに)、日程表の下に「部室」という項目を追加しなければならないほどでした(1/7のS吉のコメント参照)。なお部室練習には当然ながら閉館時間というものはなく、やりたければ朝まででもOKでした。
 部室練習を入れたバンドについては、
①当該メンバーは夜10時に集合②310から部室に機材下ろし③ドラムを毛布で覆うなど小音量で練習④再び当該メンバーは翌朝10時に集合⑤部室から310に機材上げ
 というルールがあったのですが、「お寝坊さん」の多いバンドだと、翌朝10時からの機材上げをすっぽかし、代わりに310で10時から練習を入れていたバンドがぶりぶり文句を言いながら機材を運び上げるという場面も少なからずありました。そういえば僕もU時代、アレンジとかが間に合わなくて徹夜練習した翌朝、機材上げをすっぽかしてしまったことがありました。それでもひとことの文句も言わなかったC念やK花、やっぱり人間の出来が違います。
 それから、これはアラミスが始めたことだったと記憶するけれど、310で練習する際、蛍光灯の灯りを消し、ホリゾンライトなどを点灯させれば、310がちょっとした「ステージもどき」となり、なかなか効果的なイメージトレーニングになりました(「U」でもよく「アラミス」の真似をしてこれをやってました)。
 その他310について細々したことを備忘的に列記すれば、


●場所・・・サークル棟3階のトイレの右隣(たぶん)
●利用日・・・月曜日から土曜日(日曜・祝日は休館)
●利用時間・・・午前10時から午後10時まで
●利用手順・・・
①1階の受付で使用日時およびサークル名を記入し、おじさんから310と書かれた黄色いタグのついた鍵をもらう
②オレンジ色の入口ドアの鍵を開け、鍵はドア裏の折れ釘にかける
③練習
④練習が終わったら鍵を閉め、1階受付のおじさんに鍵を返す
●レイアウト・・・
①南側・・・入口ドア、スピーカー、ベースアンプ、ドラム、スチールの長机の下に細々とした機材
②西側・・・ギターアンプ(Jugg Box2台)、スチールの長机
③北側・・・窓、PAの卓、アンプ
④東側・・・アップライトピアノ、YAMAHAエレピ、シンセ(Poly6、DX7)