あけましておめでとうございます

 お正月。今日は「仕事初め」にギターの弦でも張り替えようか・・・。それにしても、暮れにアコギの弦を買いに行ったらマーチンのミディアム弦のフルセットがたったの417円(税込)。ほんとにマーチンの純正なのと疑いたくなるくらいの安さです(ちなみにメイド・イン・メキシコ)。う〜ん、こんな値段でほんとにいいのかしら?なんだか今の世の中、価格破壊とか何とかで、とにかく安けりゃいいみたいな価値観が蔓延しているけれど、もっとみんなが相応の負担をしあわないと、どこかに歪みが、あるいは誰かに犠牲が強いられてしまっているようで、正月早々なんだかすっきりしない気分になってしまいます。
 僕が愛読している内田樹氏のブログ(「超」お勧めブログです。ぜひぜひ読んでみてください)によれば、みんなが利益を分かち合う「ウィン・ウィン」のソリューションよりも、むしろみんなで不満を分かち合う「ルーズ・ルーズ」のソリューションの方が現実の問題解決には有用であるとのこと。上述のすっきりしなさを踏まえれば、僕はこの知見に激しく同意する次第です。
 ということで、あれっ?、今日の記事は全然RFCとは関係なかったぞ。たぶん脳みそまで染み込んでいるお屠蘇のせいだということですみません。
 ともかく、皆さま、あけましておめでとうございます。どうか本年もよろしくお願いいたします。


※12/27の記事の訂正:ご紹介した「かなしみ疾走」進行は、「黒のクレール」の歌部分では用いられていない旨のことを書きましたがあれは大間違い。「あなただけを待ちつづけたこの海辺の家・・・」以下のサビ部分はばっちりこの進行の繰り返しでした。ごめんなさい。