「つま恋」、それから「かぐやひも」

 人生における後悔には、「してしまったことによる後悔」と「しなかったことによる後悔」の2種類があるといいますが、人生に与えるダメージとしては、後者の方がより大きく、しかも深刻です。
 それなのに、僕はまたひとつそんな後悔を重ねることになってしまいました。あろうことか、このあいだNHKのBS-hiとBS-2で2回も放送された「吉田拓郎かぐや姫concert in つま恋2006」を2回とも見逃したのみならず、録画までし逃してしまったのです。
 個人的には、拓郎には何の思い入れもないけれど、問題は「かぐや姫」ですよ「かぐや姫っ!」。当日「かぐや姫」が演奏した曲目をネットで調べてみたところ、「妹」からはじまってアンコールの「神田川」まで全部でなんとたっぷり31曲。しかも「アビーロード」も「僕の胸で」も「赤ちょうちん」も「ペテン師」も「今は違う」も「ひとりきり」も「雪が降る」もみんな演っているじゃないか。くやしぃ〜!
 ということで、「これはDVDを買うしかないな」とアマゾンで探してみたところ、なんと12,800円(12月20日発売)。た、高い・・・。
 そこで、
  ①良識あるNHKの方へ・・・「つま恋」の再放送を再考していただけないでしょうか
  ②心あるDVDメーカーの方へ・・・「かぐや姫」だけのバラ売り版を検討していただけないでしょうか
 以上、切にお願いする次第です。


 さて、「かぐや姫」といえば、以前本ブログでご紹介したI村さん、今は「かぐやひも」というバンドで活躍されているご様子です。「かぐやひも」のhpを見ると、I村さんのことは「メンバー紹介・にせ正三(VO.AG)、『かぐやひも陰のリーダー!』。歩く歌本、人間カラオケとも言われる。健康に一番気を使っているのに一番顔色が悪い!好きな食べ物・あんこ系和菓子、特徴・目を閉じて歌う」と紹介されています。
 「かぐやひも」といい「にせ正三」といい、このスパイシーなヒネリの効かせ方がまさしくI村さん。そういえばI村さん、RFC時代にも、何度かこの「芸名」で往年のフォークの名曲を演奏されていましたっけ・・・。それから、風の便りにNちゃん先輩とご結婚されたとききました(このニュースにはほんにびっくり)。
 「かぐやひも」とI村さん、Nちゃん先輩のますますのご活躍を祈っています。