創部以来の関係者の人数をムリヤリ計算する

 前回の話の続きです。
 仮に琉球大学フォークソングクラブ(RFC)の創設を1970年(根拠なし)、平均在籍部員を40人(根拠なし)、平均入部数を10人(根拠なし)とすると、2006年現在のRFC関係者はいったい何人になるのでしょうか。算数が苦手なのでいまいち計算に自信がないのですが、概ね以下の計算式で算出できると思います(たぶん)。
 【式1】RFC創部当時の部員数40人+(新入部員10人×35年)=390人
 
 さらに、ほとんど一心同体のように活動していたキリ短フォーククラブについても同様の仮定に基づいて計算を行えば、
 【式2】キリ短FC創部当時の部員数20人+(新入部員10人×35年)=370人
 式1、式2から、なんと両サークル合わせて関係者の理論値は760人、すごい人数になりました。
 
 僕らが入部した頃、310の練習環境(機材や楽器)はヘタな貸しスタジオなど比べものにならないくらい充実していました。しかも無料で使い放題・・・。そんな恵まれた環境で音楽ができたのも、考えてみれば先輩たちが僕らにのこしてくれた有形・無形のリソースのおかげ。もちろん、その頃はそんな殊勝なことに思いをはせることはなかったけれど、こうして、不惑を過ぎ、人生の酸甘をいくつか味ってみると、いかに先輩たちからたくさんの贈りものをいただき、僕がそれに無自覚だったかを痛感させられるのです。
 こんなにもたくさんの先輩や同輩、後輩たちによるバトンの受け渡しがあって、しかもそのリレーは、今も途切れずに綿々と続いている・・・、これってほんとに素敵なことだと思いませんか(まぁ、根拠のない760人なんて数字はお忘れいただくとして・・・)。