ハイライトはミュージシャンのたばこ

 僕の喫煙暦は高校3年のときにはじまるのだけど(ということはもうそろそろ喫煙暦25年、うわっ、やばいかも・・・)、当時吸っていたのはマイルドセブン。ところが、大学に入って、琉大フォークソングクラブ(RFC)に入部してからはハイライトに替えました。なぜかというと、RFCのたばこ吸いのほとんどがハイライト。素直な僕が感化されないはずがありません。
 事実、入学当時のハイライト吸いの部員を、思い出すまま列挙するだけでも、
○4年・・・N越さん、T留さん、Tかささん、ペスさん、山下達郎似のなぞの先輩
○3年・・・この年次のたばこ吸いはゼロ、だってG堅さんとK倉さんしかいないんですもの
○2年・・・F原さん、I田さん、N島さん、U田さん
○1年・・・僕
とかなりの数に上ります。
 ではなぜ、RFC部内においてハイライトがここまで人気を博したのか。
・値段の安さ?(たしか当時はハイライトが150円、セブンスター系が180円)
・味?(ハイライトは辛いという人がいるけどそれは間違い。ハイライトはちゃんとたばこの味がするたばこです)
 残念でした。正解は、誰が最初に言い出したことかわからないけど、「ハイライトはミュージシャンのたばこ」理論が、RFC内では教条的に支持されていたからなのでした。これは、「ハイライトを吸っているからミュージシャンになれる」ということではなく、「ミュージシャンだからハイライトを吸う」という理路になるので、お間違えのないよう・・・。
 そうです。ハイライトは、ミュージシャン・シップの象徴だったのです(だから僕はもうずいぶん前にハイライトからセブンスターに替えました)。