近況:立て続けのバンドオファー

 会社の音楽好きの先輩から「11月にとあるライブハウスで長渕バンドをやるので生ピアノをやってくれないか」とのオファー(僕ギタリストなんですけど)。長渕の曲を6曲やるというので、さっそく演奏曲のCDを聴いたのですが、一聴して「げっ」といわざるを得ない曲ばかり。ほとほと閉口しているところです。
 だって曲のタイトルからして「ファイティング・ボクサー」とか「キープ・オン・ファイティング」とか「いけいけゴー・ゴー」とか「桜島」とか、そんな曲ばっかりなんですもの。
 いったい長渕という人はどうしてこれほど闘争的にならなくちゃならないんだろう。「命懸けの桜島コンサート」なんてどうしてコンサートに命を懸けなきゃならないんだろう。とにかく力(りき)入り過ぎなんだけど最近の長渕は・・・(「素顔」とか「交差点」の頃の長渕はよかったのになあ)。
 ということでその先輩に「これらの曲には叙情も詩情も感じられません。だからまったくやる気が出ません」といちおうお断りしたのですが、「だめっ」と一蹴されたため、やっぱり引き受けることになってしまいました。しかも楽譜もなく耳コピせよとのこと。ああ、いったい僕はどうやってセルフモチベーションを高めていけばいいのでしょう(哀)。


 もうひとつのオファーは職場の後輩の結婚式バンドで、演目はゆずの「栄光の架橋」。これも生ピアノをやるんだけど、これはむしろ楽しみな企画です。ほとんど強制的に職場の全員(結婚する本人は除く)によるバンドを結成させるという企画で、女性二人にシンセとハーモニーとタンバリンを、男二人にボーカルとベースを強引にお願いしたところです。
 いちばんの問題は、ベース担当の後輩がまったく楽器経験がないこと。まあ式まで2ヶ月あるからオール白玉弾きならなんとかいけるだろうということでこれから猛特訓です。当日披露宴にお越しの皆さま、失敗したらごめんなさい。
 
 それにしても両方とも本番が11月、ただでさえ仕事忙しいのにほいほいとバンドを2つも引き受けて大丈夫かしらという不安を隠せない今日このごろなのでした。


追記:9月13日〜14日、ついに津輕良介がやって来るああ!ああ!ああ!ということになりました。大分出張ついでに宮崎にも足を運んでくれるとのことで、13年振りの再会になります。さてどうなることやら。