告井延隆さんのライブに感動

 9月3日木曜日、行きつけのライブハウスGENのマスターからご案内いただいたセンチメンタルシティロマンスのギタリスト、告井延隆さんのソロライブに出かけました(会場は同ライブハウス)。
 プログラムは最初から最後までオールビートルズ(アンコールはセンチ〜の曲)。しかもギター1本による歌なしのインストルメンタルのコンサート・・・。
 いやあ、ほんとうに素晴らしかったです。ギターという楽器の奥深さ、表現力の豊かさに、僕は改めて衝撃に近い感動を覚えたのでした。
 ふつう、ギター1本でビートルズの音楽(歌とハーモニーと伴奏)を表現しようと思ったら、ギターインスト向けに、いろんな端折りやアレンジを施すのが一般的というか、施さないではいられないと思うのですが、告井さんがすごいのは、歌もハモリも伴奏も、とにかく聴こえる音すべてをギター1本に盛り込み、オリジナル曲の雰囲気を決して損なわないよう演奏されているところです。
 たとえば「タックスマン」。あの「ブッ・ブルー・ブ・ブッブ〜」というベースと「ギャギャギャギャギャギャ〜」というギターソロをいっしょに弾かれるのには驚いたし、「ルーシー・イン・ザ・スカイ〜」や「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」や「アイ・アム・ザ・ウォルラス」など、フルバンドでも再現困難ないわゆる「ペパー系」の楽曲をさえ、たった1本のギターだけで再現されるのにはほんとぶったまげました。
 そのあたりの機微はテキストベースでは表現不可能なので、ぜひぜひCDか、こちら ↓ をご一聴くださいませ。
※(CD:告井延隆/SGT.TSUGEI’S ONLY ONE CLUB BAND  商品番号TSCS-11 定価 2,800円 (税込)。 僕は当日会場で購入して、以来毎日のように聴いています。お奨めです)





 打ち上げで告井さんと「ノーウェア・マン」やら「レット・イット・ビー」その他をいっしょに演奏(僕がベース)させていただきました。光栄でした。幸せでした。ありがとうございました。